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コラム

創業融資においてこれまでの事業経験や経歴はなぜ重視されるのでしょうか?

2016年1月4日公的融資

kariire 20151223

 創業融資は、独立開業する際に自己資金で賄いきれない場合に検討することが必至の融資となります。ただし、そもそも創業融資は民間の銀行など金融機関はあまり積極的でないため、日本政策金融公庫もしくは東京都制度融資保証協会)などをまず検討することをお勧めしたいと思います。

 その際、創業融資を自分でやるにせよ、税理士などに紹介をお願いするにせよ、必要書類の記入にあたって、これまでの事業経験や経歴は自分自身で考える(思い出す)必要があります

 特に個人事業主の場合には、代表の事業経験や経歴なども公にはされていないことがほとんどのため、コンサル行政書士中小企業診断士)などでも調べようがありません。かと言ってでっちあげる訳にもいきませんから、外注する際でも必ずご本人の申告が必要となります。

 そこで面倒だからと言って手抜きすることは絶対にやめてください。融資の審査にあたって「事業経験や経歴」は非常に重視される項目となりますので中途半端内容だと審査に落とされる可能性がとても高くなります。これは公的融資に限らず、民間の銀行信用金庫などでも同様です。

 それではナゼ創業融資においてこれまでの事業経験や経歴はなぜ重視されるのでしょうか?

 その理由として、これから起業する人や起業して間もない人には、現時点で「実績」がありません。通常の事業融資の場合、銀行は「実績」を見て融資可否の判断をするのですが、その判断材料がそもそもないということになります。

 そこで「実績」に代わり、これまでの「事業経験や経歴」が判断材料として使われるという訳です。

 特に勤務していたサラリーマンなどの場合、これまで勤めてきた業務経験が、今後の起業に関連性があり役に立ちそうな場合などは、過去の経験をそのまま起業にも活かすことができるため、おのずとその評価は高いものとなります。

 例えば、スィーツのお店を立ち上げたい場合、これまで多くの洋菓子店で勤務していた経験があれば、新店でも、その技術や知識を活用することが期待できます。

 また仮に以前勤めていた会社での業務が総務や経理の場合であれば、直接の関連がないため評価はそれほど高くありませんが、それでも一例として、「防火管理者の資格があり新店の店舗運営に活かすことができる」、「経理の経験を資金繰り管理に活用できる」・・・などできる限り関連性をアピールすることが融資審査に合格るコツとなります。

 嘘は絶対にダメですが、多少おおげさにアピールすることは決して悪いことではありません。融資担当者の信頼を勝ち取れるように最大限の努力を怠らないようにしたいものですね!

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